日帰り登山で大怒田(おおぬた)山(東京都桧原村)へ - ハルのナビ通信
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日帰り登山で大怒田(おおぬた)山(東京都桧原村)へ

大怒田山
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日帰り登山は、時間が限られているので、どうしても家から近いところになりますね。

私は、奥多摩や埼玉県が日帰り登山の行動範囲になっています。

いつもの事だけど(本当はダメですよ)どこへ行くか決まらないまま家を出た私達。

車を走らせながら、「ここは?」「こっちは?」と言いながら、あ~だこ~だと話している時たま

たま近くを通ったので、「ここでいいやぁ」って感じでした。

今回止めた駐車場は、登山口に1番近い駐車場で行き先も大岳山か馬苅山を選ぶことが出来ます。

歩き出しても、まだ「大岳山? 馬刈山? どっちへ行く? どっちが長かったけ?」ってな感じ

でした。(^0^)

本当は、こういう行き当たりばったりな行動はダメですよ。NG!!

家を出る前に登る山を決めて、家族や友人に行き先を伝えて登山届も出さないと。

私の場合、奥多摩山域はどこも行きなれた山だしYAMAPを使っているので、活動を開始した時

点で息子に自動で、LINEに連絡が入るようにしてあります。

だから下山した時も、YAMAPで活動終了をすれば、息子にも連絡が入ると言う訳です。

決して真似しないでくださいね。^^;

 今回は有名な『払沢の滝』から、さらに奥へ入った『千足バス停』から出発しました。

 

バスでも行かれるけど本数が少ないので注意

 バスで行く場合は、JR五日市線の武蔵五日市駅からです。

 払沢の滝までのバスは約1時間に1本くらいはありますが、そこから奥へ入るバスは時間帯によ

 っては1本も無いこともあるので、時間をしっかり調べて行くと良いでしょう。

 車で行く場合は、払沢の滝入り口を右折して進み、右手に小さなお店が見えて来たらその向かい

 側に約8台停められる駐車場があります。

 かなり広いのですが、駐車スペースがロープで区切られていて、詰めて停めることは出来ないの

 で紅葉シーズンや連休など混みそうな時期には、早い時間に着いた方が良いでしょう。   

 1日¥1.000で、駐車場の向かい側で道を渡って少し高い所にあるお宅へ、料金を支払います

 

長い車道歩き

登山口へ向かうには、お店の横に石垣が見える所から入ります。

お店の横にバス停があります。

この日は寒かったので、日陰は霜で真っ白でしたが日差しが暖かくて救われました。

まずは、長い長い傾斜がキツイ車道歩きです。

ずっと、こんな傾斜です。(^^;)

写真を撮り忘れましたが、上のカーブより手前にはトイレがあります。

でも水洗トイレなので、冬季は使用不可になるかも知れません。

 

登山口

 約25分もキツイ傾斜の車道を歩いて、やっと登山口に着きました。

 登山口表記は、この写真の右側の方にあります。

大岳山・馬頭刈山への登山口

登山口を入ると、直ぐに分岐があります。

 

両方の滝を見るには天狗滝のコースへ

 つづら岩方向へ進むと、天狗滝を見ることが出来ないので、初めて来た人は天狗滝方面へ進む事を

 おすすめします。

私は、つづら岩方向へ進みました。
初めての方は、ぜひ両方の滝を見てくださいな。

どちらのコースを歩いても、綾滝までの距離は同じだし、登山道の傾斜も同じくらいです

私は前に天狗滝を見ているので、今回は写真撮ったりする時間を省くために綾滝コースへ進みました。

天狗滝のコースは、あまり岩々では無かったような微かな記憶があります。

歩いたのは、かなり前なので記憶が曖昧ですけどね。

つづら岩へのコースは、道が狭くて岩々な所もあって、慎重に歩く必要があります。

この階段は右に寄って歩きましょう。
木道は、隙間が空いているのでストックが挟まらない
ように注意してください。

沢を渡ると、広々とした樹林帯になりますが、登って行くと急に狭い道になります。

トラロープが張ってあって『谷川が崩れやすいので山側を歩いてください』という注意書きがあります

暗くて分かり難いけど左の端を歩いて行きます。
崩れている所が見えますか?

ガレ場とは? ザレ場とは?

 この先は、ガレ場の急登になりました。

 「ガレてる道」という言い方もします。

 ここで、ガレ場って何 ザレ場は何 という方に簡単に説明します。

  ザレ場とは、細かい砂利道の事です

  傾斜がキツイ所に多くあり、とても滑り易いので要注意です。

  蟻地獄のように、滑って上手く登れないような所もありますよ。

  ガレ場とは、拳より大きな岩がゴロゴロとある道のことを言います。

  下の画像みたいな所です。

ガレ場(ガレた道・ガレてるね等)と言う

大きい石だからと登ってしまうと浮石だった・・・という事もあるし、とても不安定な足場なので

足首を痛めないように慎重に歩きましょう。

  浮石・・・しっかり地面に食い込んだり接着していなくて、グラグラする石のこと

また、浮石に乗ってしまうと足を痛めるばかりでは無く、落石を引き起こす場合もあり後続の登山

者に危険が及ぶので、細心の注意が必要です。

こういう所は浮石が多いです。
できるだけ石の上に乗らないように歩きましょう

ここを登って行くと、大きな石がゴロゴロと言うか大きな石ばかりの所に出ます。

足元ばかりに気を取られていると進む方向を見失うので、時々顔を上げて道を確認しましょう。

こういう所では、ピンクリボンや赤いリボンが目印です。

ただ、このコースには、リボンがほとんど有りませんが、道に迷いそうな所は無かったですよ。

 

綾滝

 ガレ場を登って行く時には、時々顔を上げて見てくださいね。

 下ばかり見て進んでしまうと、綾滝への入り口を通り過ぎてしまいます。

 綾滝への入り口は、上の方に小さくて白い道標があるので見つけてください。

  綾滝

岩肌を静かに流れ落ちて来る絹のような優しさがある滝です。

私は少し中へ入っていますが、足場はとても不安定なので、岩の間に足が挟まらないように、滑っ

て川に落ちないように、十分に気をつけてください。

 

道悪し

 綾滝を過ぎて登って行くと『この先道悪し』という表示が出て来て、つづら岩まで急登の連続に

 なります。

 所々で道が狭くなっているので、真ん中や木が生えてる近くを歩くようにして、踏み外さないよ

 うに注意しましょう。

 登山道の傾斜は、本当にキツかったですよぉ。(汗)

  キツイ登りです。
  ゆっくり息切れしないペースで
  歩きましょう。

下の画像は、はるか上の方まで、ほぼ直登です。

直登とは、急な所を九十九折りでは無く真っ直ぐに登って行くことです。

このように凸凹している所では、足に負担が掛かって疲れてしまうので、出来るだけ段差の少ない

所を選んで足を運びましょう。

1歩1歩の幅を狭くして、ゆっくり登って行くと疲れにくいです。

歩幅を狭く、段差の少ない所を選んで
ゆっくり登りましょう

つづら岩に到着

『この先道悪し』という表示があった所から、休憩無しで45分。

 急登と戦って、やっと『つづら岩』に着きました。(^^)/

登ってる人がいますね。でも私がいる道はとても狭くて危険なので、クライマーに気を取られると危ないですよ。

この『つづら岩』はクライミングで有名な所で、つい見とれてしまいますが、私が居る所は道が

狭くて危険な所なので、クライマーを見るなら必ず立ち止まって動かずに見てくださいね。

そして、ここには大岳方面へ向かう道と馬頭苅(まづかり)山へ向かう道の分岐です。

馬頭刈山へ行くか、大岳山を目指すか・・・
 1kmの差は大きい

道標を見たら必ず自分のペースを計算して確認しましましょう。

私の場合、綾滝から600mを45分で登ってきたので、まずまず良いタイムです。

50代を過ぎた人のペースは、平均的に1kmを30分と言うことになっています。

急登だった事を考えると、60歳過ぎで筋力の弱い私にとっては良いペースと言えます。

でも、あの急登を登った事で太ももとふくらはぎが、かなり疲労してしまいました。

時刻は、道標の所で11:05でした。

私は歩くスピードが遅いので、1kmを30分で歩けたら良い方というペースでした。

ストックを持たなくなってからは、段差などで時間が掛かる為にさらに遅くなってます。

このように、自分が何分でどれくらいの距離を歩けるのかを知っておく必要があります。

その理由は、自分のペースが判らなければ道標にこの先の距離が書かれていても、何分でそこまで

行かれるのか全く判らないからです。

そうすると同じ理由で、コースタイムが書かれていても全く意味を成さないことになりますね。

自分のペースを把握する方法

道標が有る場所で時計を見て、さっきの道標からここまで◌kmあったのを◌分で歩いて来たから

自分のペースは1kmを◌分で歩いていると言う事だ、というように自分のペースを把握してさら

に登りだったら何分、下りだったら何分などまでしっかり確認しておきましょう。

私は足の疲労感が強かったので、地図を見ながらこの先のコース状態まで考えて、馬頭刈山へ行く

のか大岳山へ向かうのかなどを、主人と話し合いました。

今登って来た急な所を降りると言う選択支は、全く有りませんでした。

余りにも急だったので滑って危ないし、ブレーキを掛ける太ももの筋肉への負担も大きいからです

また膝が弱い私には、膝への負担も大き過ぎるので下るという選択肢は考えられませんでした。

そして登山道の急な所がどれ位あるのかも、しっかり考え話し合いました。

地図を見ると、馬頭刈山の方が距離は短いけどキツイ登りが多そうだと思ったし、主人は大岳山

までの道を覚えていて、大岳山への道の方が緩い所が多いと言うので、大岳山へ向かう事に決め

ました。

行くと決めた大岳山まで3.2kmということは、1時間半以上かかるという事になります。

休みなく良いペースで歩けたとしても、大岳山に着くのは12:30を過ぎるという事です。

下山のコースタイムは、大岳山からですが2時間10分です。

お昼休憩を30分とったとしたら、下山出来るのは15:10を過ぎるという計算結果です。

冬季は、山の日暮れが早いです。

14時を過ぎて日当たりが悪い所では、薄暗くなってきてしまいます。

なので、冬場は遅くても15時までに下山するのが鉄則なので、覚えておいてください。

また、暗くならない内に下山できる予定であっても、ヘッドランプは必ず持参してください。

全てを計算して考えた結果、私が出した答えは『大岳山までは行かない』でした。

下山する分岐を通り過ぎて大岳山へ向かうので、主人には1人で大岳山まで行ってもらい私は分岐

近くで主人を待っていることにしました。

 

目的地を大怒田山に変更

 下山する分岐があるのは、大怒田山より先なので時間的に大怒田山でお昼休憩をとることにし

 ました。

 目標が定まると、気持ちの持ち方も変わります。

 あと少し頑張れば良いのか? まだまだ長いから急がないといけないのか?などです。

 登山計画で、ここまで行くと提出したんだから絶対に行かなきゃ!と言うことは無いので目的地

 もコースも、その時の体調によって変えてとにかく安全に下山する事を1番に考えましょう。

 

つづら岩の下の道はとても狭い

 この岩の下にある道は、とても狭いです。

    つづら岩

緩く下って緩く登る道ですが、肩幅くらいしか無くて端は崩れやすいので十分に注意して歩いて

ください。

私も注意はしていたのですが、落ち葉に滑って左足が道から外れてしまい、危うく滑落するところ

だったので、落ちなくて良かったぁ~~って焦りましたねぇ。^^;

 

つづら岩を過ぎると、岩が出て来て急な登り復活

 かなり急な所が出て来て、予想外だった私達。^^;

 地図読みが、しっかり出来ていない証拠ですね。

 岩がゴツゴツな急登
鉄の階段。意外と急だった。
段の所に左手を置いて右手は手すりを持って登りました。

疲れた足に、こういう段差は辛かったですねぇ。><;

 

尾根道に出た!

 やっと平らな道に出ました!   11:25 ?? あれ?時間を見ると余り長くは無かった

 のですね。疲れているから、急で長く感じただけだったかも知れません。

 キツイ所を登って来ると、平らな尾根道は天国みたいです。(^0^)

日が当たって暖かいけど吐く息は白かった。

つづら岩から400m地点で、富士見台(大怒田山)までも400mというちょうど中間地点です

北側の枝間から、日の出山が見えました。

山頂にある東屋まで見えましたよ。

山頂の東屋まで見えていますよね。

でも穏やかな尾根道は直ぐに終わり、またまた急登です。

   キツイよぉ

大岳山が見えた!

まだ、あんなに遠い。。。

まだ、あ~んなに遠いと言うのを見て、微かな望みも消えました。^^;

都心の方角から奥多摩の山々を見ると

お握りみたいな山が2個ポコポコッてある右➡隣にポコッて出っ張った横になだらかな山が続いて

いますが、そのお握りみたいな山の所が馬頭刈山で、右のポコッとなだらかな山がくっ付いている

ポコッの部分が大岳山の山頂です。

だから、今ここは両方の山の間にある稜線ってことなのです。(^^)

都心方面から見た場合、山の向こう側から登って来て稜線の真ん中(つづら岩)に出て大岳山へ

向かっているという訳です。

地上から見ると、あ~んな遠くで高い所って思うけど、そこに今自分が居るって考えると何か

スッゴク感動しちゃいました。^^

ここからは、岩ゴツゴツの所を下ってから階段を登ると『富士見台』です。  11:46

このように、各場所で時間を記録しておくと自分のペースが判ると言う訳なので、必ず時間を

チェックしてくださいね。

登って行って直ぐに目につくのが、下の画像です。

富士見台

大怒田山 山頂

山頂表記のようなものも『富士見台』

右側に雲が見える場所だけの展望です。

 でも、良く見たら大怒山の山頂という事が判る表示が有りました。

どうして山頂表記が小さいの???

山頂からは、富士山が目の前に見えます。

生憎この日は、頭を雲に隠されていて綺麗に流れる裾と雪が積もっている場所が少し見えてただけ

でしたけど、それさえも私は写真を撮り忘れてしまってい、いつも撮る動画も忘れました。。。。

どんだけ疲れてたの??って感じですよね。(^^;)

 

時間が遅いという事も焦りに繋がる

焦りは怪我の元、集中力を欠くから気持ちを落ちつけて歩く事って、知ってはいても時間を気に

するあまり、焦りが生じてしまいました。

この日のご飯は菓子パンにしましたよ。

お握りは寒くなると、ご飯がポソポソしちゃって美味しく無いから嫌なんです。

でも菓子パンも、甘かったり油っぽい物が多いからあまり好きでは無くて、いつもアンパンとブド

ウコッペパンとカレーパンというお決まりになってしまって飽きてます。^^;

私は寒い時期には、保温力がある水筒にコーンスープを入れ持って行きます。

以前は、お湯を持って行ってカップで作っていたんだけど、寒さで直ぐに冷めてしまうから水筒

に作って持って行くようになったんです。

天気が良くても寒い山頂で、温かいスープを飲むと疲れが取れてホッとした気分になりますよ。

の素のプロテインスープ コーンクリーム が特におすすめです。

同じく味の素から『クノール たんぱく質がしっかり摂れるスープ ポタージュ』も

出ていて、両方飲んだことがありますが、どちらもインスタントとは思えない美味しさです。

『クノールたんぱく質がしっかり摂れるスープ』には、コーンスープもありますよ。

疲れた体にたんぱく質を補う事は、筋肉疲労の回復を早めるので大切です。

良く魚肉ソーセージやカルパスを持って行きますが、疲れた時には温かいスープの方が喉を通り易

いし体も温まって疲れが取れやすいように感じます。

15分ほど休んで(私は足が攣るので1度も座ら無いけど)12:10に出発しました。

ココから先の道は、落ち葉がとても多かったので、何度も躓いてしまいました。

 

足場が落ち葉で見えない

この登山道は、とても落ち葉が多くて『積もってる』って感じでした。

   足場が落ち葉で見えない

この岩の所で、前からご夫婦が降りて来たのですが、左端っこを苦労して降りていました。

こういう岩場の所では、まず全体を良く見てください。

どこから登るのが、1番登り易いか? 安全か? をしっかり見て決めましょう。

私が見たところ、中央辺りなら段差が小さくて登り易いということがわかり、すんなり登れました。

 

見晴らし台(?)

 急登を登ると広いスペースがあり、休憩できるベンチもありました。

 見晴らし台などの表示は、何も無かったですけどね。

眺めが良かったぁ

   ここは展望台って名前を付けても良いくらいに、素晴らしい眺めでしたよ。

残念ながら富士山は雲の中。中央やや右寄り。

奥の方に薄く見えるのは、丹沢山域だと思います。

左側の方には、大きな独立峰も見えたので、たぶん大山だと思います。

 

下山に使う分岐に到着

12:41 下山道がある分岐に着きました。

下山は、白倉 へ向かいます。

分岐表示の丸太の上に主人が乗ってる(笑)

少し前から私はゆっくり歩いていましたが、主人は余力があるからと大岳山へ向かいました。

展望台のようなところ辺りまでの道は、歩いた事はあるはずなんだけどあまり記憶がハッキリ

して無かったのですけど、この分岐より少し手前に大岳鍾乳洞から登って来る道と合流する分岐が

あって、大岳鍾乳洞からの登りは3回くらい登っているので、そこから先の道は良く覚えています。

だから、どれだけ長いかとか最後に山頂への登りがどれだけキツイかも覚えています。

この分岐に着いた時、私の足は疲れ切っていたので早くに決断して置いて良かったと思いました。

 

展望の良い休憩スペース

分岐を通り過ぎて少し行くと、広い休憩スペースがあり、コンクリートのベンチが3つあります。

日陰だから夏は涼しくて良い休憩ポイントになりますが、寒い時期にはコンクリートのベンチも

日陰も嬉しく無いですねぇ。^^;

コンクリート製のベンチが3つ。

私は、1番手前の日が当たってるベンチにザックを下して、足を入念にストレッチしました。

疲れた足で座ってしまうと必ずと言っていい程に太ももが攣ってしまうので、登山中にはほとんど

座りません。

座ったとしても5分位で立ち上がります。

この時も、ほぼ立っていましたが傾斜がある場所なので腰が痛くなってきて、時々座って見るもの

の足が攣る事の方が怖かったので、直ぐに立ち上がりストレッチを続けていました。

この休憩ポイントからの眺めです。⇩

ど真ん中に富士山のお腹が見えます。^^

           上の写真は、かなりズームしています。

引いて見ると、こんな感じです。

右の木の前へ降りると、もっと広く見えます。

こんなに日が当たっているのに、息は白く見えてドンドン体が冷えて来ました。

登り初めには、裏地がメッシュの薄いウインドブレーカーを着てましたが、ここでは裏地が起毛で

暖かいソフトシェルに着替えました。

手袋や耳当て、ネックウォーマーなどもあった方が良いと思いますしたね。

ネックウォーマーは、大きめの物なら帽子のように被ることが出来るし、耳まで隠す事ができるか

ら帽子だけじゃ耳が寒い!って時に被るようにザックに入れておくのも良いと思います。

もちろん、冬場は耳つき帽子が1番良いですけどね。

耳つきの時は、暑くなったら上で留められるような形か、中に折り曲げられる形が良いですね。

歩き始めは寒いけど歩き出せば直ぐに暑くなり、急登を登れば汗ビッショリだけど日当たりでも

止まれば体が冷えて来る・・・・これが冬の登山です。

だから、寒い時期は本当にレイヤリングが大切です。

荷物にはなってしまうけど、ライトダウン・ソフトシェル・ウインドブレーカー・フリースなど

をザックに入れておき、面倒でも脱ぎ着を頻繁にして調節するようにしましょう。

 

下山開始

 13:49 大岳山から戻った主人と共に白倉方面へ下山を開始しました。

落ち葉で道が見えない

ここは登山道です

これでも所々は下の根っこや石が見えてるから、積もってる量としては少ない方です。

膝下まで落ち葉が積もってる所を歩いたことがありますよ。落ち葉ラッセル。(^^)

そういう所では、靴の中に葉っぱや小枝が入り込まないようにゲイターを使うと良いです。

ゲイターについてはレインウェア』の記事で書いているので、見て頂くと良いでしょう。

この葉っぱ道が長く続きました。

私は石に乗っかってしまったり、段差が判らずガクッとなったりで3回も滑ってしまいました。

その内の1回は、しりもちをつくほどに滑りました。

   だって、見えないんだもの。(- ー#)

歩き慣れていて、滑る事が判っていても滑ってしまいます。

慣れて無い方は、本当に慎重に歩いてくださいね。

もしストックを使っていたら、ストックで葉っぱを避けるようにしながら歩いたり、地面を探りな

がら歩く事を、おすすめします。

     綺麗な尾根

展望台があります。

すごく綺麗な尾根に出ました。

進んだ突き当りは、展望台のようになっていましたよ。

今回のコースで1番の展望!

落ち葉ロードが終わりました。

    歩きやすくなりました。

やっと怖い落ち葉ロードが終わりました。

でも私は、落ち葉ロードで石に乗っかってしまった時、左の膝を捻じってしまいました。

両ひざ共に変形性膝関節症で痛いのに。><。。

でも軽く捻ってしまった程度で収まったのは、やっぱり最強サポーターの(左から記事が見れま

す)お陰です。(^^)

林道を渡る

15:08 林道に出ました。

林道を使って降りる事も出来ますが、車道歩きは疲れますからね、土の道を選びましたよ。

下の方に鳥居が見えて鳥居の手前右側には、お地蔵さんが祭られた小屋がありました。

そこには特に何も書かれて無かったけど、鳥居の所まで降りて行くと・・・感じが読めない。^^

   感じが読めない ^^;
   御嶽社???

車道に出ました。  

   林道を渡ってから約10分歩いたら、車道に出ました。15:20

まだ桧原街道じゃ無いです。
前に見える所まで行ったら右に曲がります

この急な坂を頑張って下らなければなりませんが、急な坂道は階段と同じ位に膝に大きな負担が

掛かります。

私は、こういった道で膝が痛くなってしまった時に後ろ向きになって歩きます。

車の音に気をつけながら、時々後ろを振り返って地面の様子を伺いながらね。

そうすると、膝への負担がすごく軽くなって、スタスタ痛み無く歩けちゃいますよ。

周りに気を付けながら、試してみてくださいな。(^^)

 

桧原街道に出ました。

  15:33 やっと出ました。

大岳山登山口

この直ぐ横に『白倉』バス停があります。

でも、最初にも書きましたが1時間に1本あるか無いかだから、たまたま居合わせた人も時間を

見て歩いて行ってしまいました。(^^;)

ここから駐車場までは、バス停で3つ分を約15分歩き車に戻って来ました。 15:50

登山としては、とても遅い下山になってしまいました。

私が大岳山へ行っていたら、もっと遅くなっていたと思います。

今回は大岳山までは行かれなかったけど、ガッツリ急登を登ったし展望が良いところもあったし

楽しくて満足できる登山になりました。

怪我無く楽しく歩ける事、これが登山では大事ですからね。^^

 

まとめ

               今回の記録です。

ヤマップを使っていると、最後にこの表示が出ます。

今回のタイムは、お昼休憩15分と主人を待っていた55分も入っているので、その分を引いて

私が歩いた時間は5時間40分ですね。(計算間違って無いかなぁ??)

今回はお昼休憩と主人を待ってる時以外は、休憩を全く取らず写真を撮るために足を止めただけ。

でもこれが、私達の登山スタイルになっています。

よっぽど疲れを感じた時以外は、足を止める事無く歩くスピードを落として歩き続けます。

その理由は、私が足を止めてしまうと攣ってしまうからなのです。

だから主人が座って休憩している時も、私がザックを下して何かを食べる時も常に足踏みなどして

足を動かしているんですよねぇ。^^;

行動食は、ザックのウエストベルトにあるポケットに一口チョコと飴が入ってるので、それを2個

食べただけでした。

私は、いつも歩き出す前に菓子パンを1個食べるので、お昼まであまりお腹が空きません。

もちろん急登急坂が連続した時は、エネルギー消耗が激しいからお菓子などを食べる事もあります

けど、基本的に座らずに立休みです。

登山の基本としては、1時間から2時間の間に1本とって(休憩の事)炭水化物や糖分でエネル

ギー補給をするのが、疲れず長く歩くのにはベストな方法です。

そして2~3分でも良いので、ザックを下して休憩しましょう。

たった2~3分でも、かなり体が回復しますからね。

長い休憩を取ると、せっかく体が調子よく動いてるのを止めてしまうので、歩き出した後に怠く

なってしまう事もあります。

なので途中の休憩は、長くても5分に留めた方がリズム良く歩き続ける事ができますよ。(^^)

今回は、保温力が6時間で74℃という水筒をご紹介します。

多くの物は6時間で64℃となっていますが、この温度ではカップ麵を作るのには低過ぎです。

寒い時は、この10℃の差は大きいですしね。

 

 

 

 

コメント

  1. Kei より:

    こんばんは☆
    先月の24日(金)だったら僕が大岳山に登った日で、翌日の土曜に御岳山から日の出山経由でつるつる温泉に下りて武蔵五日市駅から帰ったのですが、ニアミスだったでしょうか。
    他にも下山ルートがあって別のバス停からでも帰れるようでしたが、いろいろな登山道があったんですね。
    大岳山、上のほうは結構、岩場が多くて大変でした。
    いろいろな道を登り下りすることが経験になっていくのでしょうけど、ガレ場は慣れないですし、慎重になりますね。
    ザレ場、落ち葉の多い場所も油断していると滑るので慎重に・・。
    下ばかり見ているのも危険なんでしょうけどね。

    • harupy より:

      こんにちは。

      残念ながら、私が行ったのは12月2日でした。
      そして大岳山までは行かれなかったので。

      はい、大岳山へは色々なルートがありますよ。
      バスで行くには、本数が少なすぎて不便なところばかりですけど。

      大岳山へは神社の方から登られてると思いますが
      山頂表記より奥方側から登るルートがあって
      そっちは、もっとデンジャラスです。
      私は楽しいですけどね。

      岩場は、経験あるのみですね。
      経験の中から、足場や手がかりを的確に見つけられるようになり
      それほど苦労しなくても登れるようになります。

      三点支持、三点確保は守ってくださいね。

      ガレ場・ザレ場・落ち葉は、厄介ですね。
      気をつけていても、足を滑らせます。
      それでも、歩幅を小さくすることで
      最小限に抑えられるので、お試しくださいね。

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