クマ対策マニュアルとして、しっかり読んで頂きクマ被害が減少することを願っています。
近年、被害が急増しているため登山時のクマ対策は非常に重要です。
これから暖かくなり、クマの活動が活発になる時期、山へ入る私たちはこれまで以上に強い警戒が必要です。
山は本来、クマの住処。
そこへお邪魔しているのは私たち人間です。
「クマがいるから山に行かない」のではなく、正しい知識を持って「正しく恐れ、対策を尽くす」ことで、安全に登山を楽しみましょう。
今回は、基本の「熊鈴」以外の、より踏み込んだ具体的な対策を解説します。
クマ 対策①「におい」を徹底管理
クマの嗅覚は犬よりも優れていると言われています。まずはクマを「引き寄せない」ことが鉄則です。
登山 クマ 対策には、食べ物のニオイを出さない!これが重要なのです。
食料はすべてジップロック(密閉袋)へ
登山 クマ 対策で意外と出来て無いのが、食料品のニオイ対策です。
袋に入っているから、包まれているから・・・と安心は出来ません。
コンビニおにぎりの包装やパンの袋の隙間から漏れるにおいを防ぐため、二重にした密閉袋に入れましょう。
外ポケットにゴミ・食べ物を入れない
ザックのサイドポケットに、アメの袋や食べ終えたゴミを差し込んでいませんか?
これはクマに「ここに食べ物がある」と宣伝しているようなものです。
すべてザックの内部、密閉袋の中に収めてください。
クマ対策②登山のプロが教えるクマの気配を察知するポイント
クマが近くにいるかどうかは、地面や木を見ることで判断できる場合があります。
登山 クマ 対策でニオイの次は、見つけることです。
クマ対策で見るべく新しい足跡や糞
泥の上にあるくっきりとした足跡や、まだ湯気が立っていそうな新しい糞があれば、すぐ近くに潜んでいる可能性があります。
爪痕とクマ棚もクマ対策の重要なキーワード
木の幹に新しい鋭い傷跡(爪痕)がないか。
また、木の上に枝が折られて固まっている「クマ棚(食事の跡)」がないか確認しましょう。
独特の獣臭
クマが近くにいると、動物園のような強烈な獣のにおいが漂うことがあります。
風下からにおいを感じたら警戒してください。
クマ対策③「気配」や「姿」を確認したらどうするか
どれだけ対策をしていても、遭遇する可能性はゼロではありません。
その時の行動が命を分けます。
遠くに姿を見つけた場合
決して大声を上げたり、走って逃げたりしないでください。
クマを刺激せず、ゆっくりと静かにその場を離れましょう。
ガサガサという音や鳴き声を聞いたら
クマも人間を恐れています。
自分の存在を知らせるために、手を叩いたり、落ち着いた声で独り言を言ったりして、こちらが人間であることを知らせながら引き返します。
万が一、至近距離で遭遇したら
クマから目を逸らさず、ゆっくりと後ずさりして距離を取ります。
背中を見せて走るのが一番危険です(逃げるものを追う習性があるため)。
クマ対策には熊鈴の記事も参考にしてください
以前「熊鈴」の記事でもおつたえしています。
合わせて読んで頂くと、出会ってしまった時の対策をより理解して頂けることでしょう。
山を愛する一人ひとりが対策を万全にし、クマとの不幸な接触を避ける。
それが、私たちが大好きな山を守り続けることにも繋がります。
「参考:環境省 クマ類保護管理のページ」

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