初心者向けのキャラバン登山靴について解説！キャラバンとは？

今回は、初心者向けのキャラバン登山靴について、お話ししたいと思います。

キャラバンは登山靴の中でも、初心者に人気のあるブランドです。

その理由は、キャラバンというブランドが、そもそも初心者に向けて登山靴を作って

いるからです。

そんなキャラバンと言うブランドの話しから、おすすめの登山靴までを解説します。

 

初めての登山靴はキャラバン

キャラバン（Caravan)とは

昭和29年（1954年）6月に創業した、スポーツ用品の製造販売をしている日本のメーカーです。

登山に限らず、アウトドア全般を扱っているメーカーで、スポーツ教室の運営や企画などのコン

サル業務も行っています。

登山靴＝キャラバン　というくらいに浸透しているメーカーなんですよ。

その訳は、日本のメーカーだから日本人の足に合わせて作られているからです。

また初心者から上級者まで、フィールドも様々に対応しているというのも多くのファンを生んで

いる理由です。

 

初心者向けのキャラバン登山靴

キャラバンのC1-02Sは初心者向け

　　色々あるキャラバンの中でも、C1-02S　というモデルは

　　初めて登山靴を履く人に向けて作られています。

履き口

　初めてハイカットの靴を履く人にも違和感なく履けるように、前は高くてもアキレス腱のある

　後ろは低めのカットになっています。

　これは、足首を動かした時に、アキレス腱の上の方に履き口が当たるというのを防いでくれて

『当たる』違和感と靴擦れ防止にもなります。

　また履き口周り全体に、柔らかな生地やクッションを使っているので、足首周りを優しくホー

　ルドして、快適な履き心地を実現しています。

つま先

　登山靴は、普通のスポーツシューズより全体に硬く作られています。

　これは、様々な悪条件の中を歩く登山において足を守る為です。

　だから初めて登山靴を履く人には、違和感しか無いと思います。

　私も、初めて足を入れた時は「こんなので歩けるの？」って思いましたから。

　そういう違和感を、少しでも和らげるように工夫されているのがキャラバンなんです。

　なので、つま先も指が圧迫されないように、当たって痛くならないようにとTPU樹脂カップを

　採用し指先をしっかりと保護できるように、ゆとりをもたせて作られています。

靴の中

　登山はハードなスポーツなので、真冬の寒さの中でもすごく汗をかきます。

　また登山には登山用の靴下を履きますが、この靴下は足が疲れにくいクッション性のある中厚手

　の物を履く事が多いので、足にもかなり汗をかくんですよ。

　そんな時に、足が蒸れて皮膚が柔らかくなってしまうと、靴ずれを起こします。

　ピッタリした靴下を履いていても、サイズの合った靴を履いていても、歩く度にかかと上部から

　アキレス腱辺りの肌は、靴下で擦れます。

　だから、皮膚が柔らかくなってしまっていると、直ぐに皮が剥けてしまうのですよ。

　これは私も経験済みで、かなり痛いです。^^;

　そういった事を少しでも軽減するために、キャラバンの登山靴では高い防水性と透湿性能を

　持つゴアテックスメンブレンを採用しています。

　外からの水分を防ぐだけでなく、透湿性があることで足をドライに保つことが出来るという

　訳なのです。

アウトソール（靴底）

　登山道は、平坦な道は少なく急な登りや下りが多い所だし、岩や木の根っこがゴツゴツ出ている

　所も多くあります。

　岩登りでは無くても、岩の上を歩く場面も多いです。

　そんな悪路をしっかり安全に歩く為には、アウトソールのグリップ力が必要なのです。

　キャラバンでは、オリジナルのキャラバントレックソールを採用していて、これは硬すぎず柔ら

　かすぎずで、とても歩きやすいソールです。

　またソールの内側には、着地時の衝撃を和らげるインソールクッションシステムが内臓されてい

　るので悪路でも快適に歩く事ができるという訳です。

インソール（中敷き）

　登山者の多くは、中敷きを自分の好みで入れ替えています。

　一般的な登山靴はそういう事を前提にしていてるのか、購入時の中敷きのままでは快適に歩けな

　い事が多いのです。

　ところがキャラバンは、初めから入っているインソールでも快適に歩けます。

　私は今、キャラバンのオールレザーを履いていますが、中敷きは購入時のままです。

　それは、pointo４にあるように、衝撃を和らげるインソールクッションシステムが採用されてい

　る上に、インソールクッションもあるからです。

　さらに、これはキャラバン独自のものなのかは定かではありませんがハーフインソールが付いて

　いて微妙なサイズ調整が出来るようになっています。

私は、キャラバンショップで足のサイズを測って貰ったら、右足が左足より１cmも小さいと言うこ

とがわかりました。

でも、靴は左右でサイズが違う物を購入する事は出来ませんよね。

そして、サイズが合わなくてゆるめの靴を履いていると、紐をしっかり絞めたとしても靴の中で足

が動いてしまい、靴擦れを起こす大きな原因になります（私はこの原因で靴ずれを起こしました）

でも今まで履いて来た靴には、このハーフインソールが無かったし、ハーフインソールが有るとい

うことさえ私は知らなかったので、右足が靴に合わないのは仕方が無いことだと思っていました。

それで、このハーフインソールを右の靴だけに使って調節しているのですが、初めて入れて履いた

時は、足が靴に包まれているという、過去に経験が無い履き心地の良さを感じました。＾＾

ソール交換が出来る

　車のタイヤも、段々溝が減ってきますね。

　それと同じで、登山靴のアウトソールも擦り減ってきます。

　材質によって、擦り減るスピードに違いはありますが、滑るほどに擦り減って無くても２～３年

　に１度は、アウトソールを張り替えた方が良いそうです。

　その理由は、経年劣化するからです。

　登山をしていると、たまにアウトソールが落ちていることがあります。

　これは、ソールのすり減りだけでなく貼り合わせている部分が、経年劣化で剥がれてしまったと

　言う訳です。

　私が初めて靴を買ったのはモンベルなので、モンベルでソールの張り替えをお願いしていますが

　その時の話しでは「１年ごとに健康診断をさせるのが１番良いんですよ」ってことでした。

　良く使う人ばかりでは無く、月に１回とか年に数回しか使わない方も経年劣化を起こすので登山

　中にソールが剥がれてしまうというトラブルを防ぐためにも、異常は無いか？というのをプロの

　目で見てもらうのが良いそうです。

　でも、靴によては張り替えが出来ないものもあります。

　そういう靴を買ってしまった場合は、見た目が綺麗でも買い換えなくてはなりません。

　ソールの張り替えは、私のオールレザーの物をモンベルにお願いすると１万円です。

　でも新しく購入するとなると、もっと高くなりますよね。

　履きなれた靴を長く履きたいなら、アウトソールの張り替えが出来る物を選びましょう。

　今回ご紹介している　キャラバンC1-02S　は張り替えが出来るので、長く履く事ができます。

　カラー展開が多く、サイズも２２.５ｃｍ～３０.０cmまで０.５cm刻みで揃っているので女性も

　男性も履ける登山靴なのです。

　だから初めての登山靴は、キャラバンC1-02Sを選んで頂きたいと思うのです。

　え？！　靴を通販で買うのには抵抗がある・・・ですか？

　アウトドアショップで購入する時も、試し履きといってちょっと傾斜がある所を歩いてみたり

　店内を歩いて見たりはしますが、そんなの全くもって『感触』を確かめられるだけですよ。

　私は今の靴で５足目ですが、店で履いて見て良かった物でも、山で履いて歩くと全然違うって

　事が有ったし、私だけでは無く多くの登山者が経験していることなのです。

　なので、特に初心者向けに作られている　キャラバンC1-02S　をお勧めしているという訳です

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まとめ

登山をする時は、登山靴を履きましょう。

登山靴は、荒れた登山道を安全で快適に歩けるように色々な機能が備わっているからです。

残念ながら、お店で試し履きをしても実際に登山で履いて見ると足に合わなかった・・・と

言うのは私も経験していますが良く聞く話です。

自分に合う靴が見つかるまでは、色々試して見るしか無いというのが実のところです。

メーカーによって靴型が違うので、合わない靴があったらメーカーを変えて見るというのも

１つの手だと思います。

また中敷きを替えることで、フィット感がかなり変わるし、歩き易さや疲れ具合も全く違うので

買ったままの中敷きで履くのでは無く、別売りしている中敷きを使う事をおすすめします。

（今回ご紹介したキャラバンのC1-02Sは、初めから入っている中敷きでOKですよ）

特に膝や足首に痛みが出やすい人は、良い中敷きを使うとかなり変わるのでお試しくださいね。

登山は歩くスポーツです。

靴をしっかり選びましょう。（＾＾）