トレッキングポールで歩行をサポートし疲労軽減。種類と選び方 | ハルのナビ通信     
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トレッキングポールで歩行をサポートし疲労軽減。種類と選び方

トレッキングポール
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       このガイドさんは、とても分かり易く説明してくれますよ。

登山で使うストックとは? トレッキングポールとの違いは?

また登山中にトレッキングポールを使うメリットは? などの疑問から、トレッキングポールの種

類や使い方、選び方などを詳しく解説します。

山岳ガイドが教えるHow to動画のトレッキングポール編も、是非ご覧くださいね。

 

ストックとは?トレッキングポールとは?

 ストックとトレッキングポールは同じ物

 呼び方が違うだけで同じ物です。

 最近では、トレッキングポールという呼び方をする事が多いようですが、私は登山を始めた時か

 らストックと呼んでいて馴染があるのですよね。^^

 定義としては、不安定な登山道を歩く時に体を安定させ、登りや下りでは足や体への負担を軽減

 するために使う杖の事をストック=トレッキングポールと呼ぶ、となっています。

 

トレッキングポールを使う理由

足への負担軽減

 トレッキングポールは『前足』と考えると良いと思います。

 2本の足で歩くより4本の足で歩いた方が安定するし、足への負担も分散されるからです。

 さらに登りでは、推進力を得ることが出来て足腰の負担を減らせます。

 また下りでは、段差をポンッと飛び降りた時に片足には100kgもの負荷がかかると言われ

 ていますが、これは体重やザックの重さによって変わるので、大まかに言うとです。

 その負担の多くは膝に掛かるので、下りで膝に痛みが出る人が多いと言う訳です。

 また下りでは、太ももの筋肉を使ってブレーキをかけていますが、この着地時や太もも筋肉への

 負担を減らしてくれるのが『前足』のトレッキングポールなのです。

 凸凹した山道を歩く時や、滑りやすい場所を歩く時などは、体のバランスを保つ役目もします。

 街中でも転びそうになった時、とっさに何かに掴まろうとしますよね。

 それと同じ感覚という訳です。

 

トレッキングポールの種類

伸縮タイプと折り畳みタイプの2種類があります。

 

伸縮タイプは2種類

  伸縮タイプの種類は、ツイストロックタイプとレバーロックタイプがあります。

ツイストロックタイプ

 1番上の太い部分に収納されてる下部を引き出して、長さを決めたらクルクル回して固定する

 ものです。

レバーロックタイプ

 収納されている物を引き出すのはツイストタイプと同じですが、固定する時に外側に付いてい

 るレバーを使います。

    レバーロックタイプ ➡『カーボン製軽量トレッキングポール2本セット

折りたたみタイプ

 各シャフト(ポール部分)が1本のコードで繋がっていて、使う時はそれぞれのシャフトを

 『はめる』ように固定します。

 外す時は、ロックを外してから引っ張って、各シャフトの接続部分を外し、折りたたみます。

    折り畳みタイプ ➡『アルミ軽量2本セット

 

素材の違い

アルミ製とカーボン製

アルミ製カーボン製
値段安い高い
軽さ少し重い軽い
強度曲がり易い折れやすい
大まかな特徴

軽さについては、グリップの素材や造りによって大きく変わるので、一概には言えませんが

カーボン製の方が全体的に軽くなっています。

また強度についてですが、大きな負荷を掛けない限り、曲がったり折れたりはしません。

例えば私の経験ですが、2泊3日のテント泊装備で15kgを超えたザックを背負った体重80kg

の主人が、岩で足を滑らせて倒れそうになった時、トレッキングポールをウエストベルトに当てて

体を支えましたが少しだけ曲がってしまい、ツイストロックタイプだったので収納出来なくなって

しまいました。

それでも、パッと見は判らない程度の曲がり具合でしたよ。

その時のトレッキングポールの素材は、アルミ製だったと思います。

曲がったトレッキングポールは、もの凄く曲がって無ければ使えますが、折れてしまった物は使う

事が出来なくなってしまいますね。

なのでカーボン製を選ぶ場合は、ザックの重さや体重の事も考えた方が良いと思います。

また、最近ではアルミ製でもアルミ合金という物が多く出ていて、強度を保ちつつ軽さも実現して

いるという優れものなので、アルミ合金製がイチオシですね。

 

グリップの素材

  コルク素材  ゴム素材  気泡素材 があります。

ゴム素材

 静電気が起き難く、気温が低くても手が冷たくなり難いのですが、汗を吸わないので夏場は手が

 滑ることもあります。

気泡素材

 ウレタンフォームが主素材で、汗の吸水性は良いのですが、気温が低いと冷たくなります。

コルク素材

 気泡素材には劣りますが、汗を良く吸います。

 また手触りが柔らかいので、疲れ難いです。

 

グリップの形

    I型とT型の2種類があります。

I型

 字の通り真っ直ぐの形をしていて、場所を選ばず使える万能型で2本持ちが基本です。

 1本で使っている人もいますが、左右のバランスを考えると2本使う方が安定して疲れ難いです

T型

 ステッキに似ていて上部に持ちてが付いているものです。

 下り坂で使う時、上からTの部分を握るように持つと、体重を支えやすくなります。

 逆に急な登りでは、Tの部分を持たずにグリップの付け根の所に、グリップ素材がついているの

 でその部分を持ちます。

 アップダウンが少ない道を歩く時などに、1本持ちでTの部分を握って使う補助的な使い方をす

 ることが多いです。

 

衝撃を和らげるアンチショック機能

 シャフトのつなぎ目にバネが付いていて、トレッキングポールを地面に着いた時に衝撃が手に伝

 わるのを和らげる働きがあります。

 軽くお散歩する時などに、木の棒を杖代わりに使ったことは有りますか?

 硬い地面に木の棒を突くと、手にビーンッて衝撃が伝わって来ます。

 この衝撃が、登山のように長く歩く時に手に加わると、手も腕もとても疲れてしまいます。

 その疲れを防ぐ為のもので、私はアンチショックタイプとアンチショックが付いて無い物の両方

 を使った事がありますが、手への感触が全く違って、アンチショックが付いて無い物はとても疲

 れてしまったので、直ぐに買い換えたことがありました。

 また体重が掛かった時などに、シャフトへの負荷を減らす役割もあります。

 この機能は、折たたみタイプの物では構造上無理なので、折り畳みタイプにはアンチショックは

 付いていません。

 

トレッキングポールの選び方

長さを決める

  長さは、身長に合わせるのが基本です。

  一般的な計算方法は、 身長 X 0.63 =   です。

  目安の長さは  

   身長 150cm    ポールの長さ 94.5cm

      160cm           100.8cm

      170cm          107.1cm

      180cm          113.4cm

  となっていますが、これは足の長さにも関係してくるので、あくまでも目安です。

  トレッキングポールは、体に肘をつけて腕を直角に曲げた位置で持つので、地面から曲げた手

  までの長さで決めます。

  この位置で持つ理由は、推進力・衝撃吸収・安定などの機能が最大限に発揮されるからです。

  下りの時に短すぎると、腰を大きく曲げる事になり腰を痛めてしまうし、バランスも悪くな

  ります。

  また登る時に長すぎると、腕を高く上げる事になり腕の力がストックに伝わらなくなってし

  まうからです。

タイプを決める

   ●伸縮タイプなのか折りたたみタイプなのか。

   ●グリップは、I型なのかT型なのか。

   ●アンチショックが、有るのか無いのか。

   ●アルミ製なのかカーボン製なのか。

これらは、好みの問題になるので『これが良い』と言い切る事はできません。

なので『私の好み』をお伝えします。

手首が腱鞘炎で重い物を持つのを避けたい私は、カーボン製を選び長く歩く登山なので衝撃も避け

たいからアンチショックが付いている物を選んでいます。

なので必然的に伸縮タイプになりますね。

グリップは、I型とT型の両方を使った事がありますが、T型はその部分の重さが加わるのでI型より

とても重く感じたので、今はI型を使っています。

グリップの素材は気泡素材が1番好きですね。

手に汗をかくタイプなので、夏の快適さから選びました。

冬は冷たさを感じますが、そもそも冬は手袋をしていますから。^^

 

おすすめのトレッキングポール3選

これには、SGマークが付いています。

SGマークと言うのは、消費生活品製品安全法に基づいて安全協会が安全を保障している印です

万一、SGマークが付いている物を原因とした事故が起きた時、賠償制度が適用されます。

衝撃吸収機能のアンチショックが付いています。

良く外れてしまう石突のキャップですが、スクリュー式になっているので外れにくいです。

アルミの中でも強度がある合成金属を使っているので、軽さと強さを供えています。

 

 

折たたみタイプのものです。

バスや電車での移動が多い方は、コンパクトになるので便利だと思います。

軽量なアルミ製(アルミ合金)と言っていますが1本300gあるのでカーボン製よりは重いです

グリップのすぐ下にも、滑らず持てる工夫がされています。

登りなどでストックを短く使いたい時に、この部分を持てば長さ調節しなくても使えます。

 

 

T型ですが、I型と同じ使い方が出来るようにグリップが付いています。

アルミ合金なので軽くて頑丈です。

グリップの所はコルクと記載してありますが、画像の見た目が違うので問い合わせたところゴム製

であることが判明しました。

重さは、Tの部分が加わる事で上記の物より30g重い330gです。

T型を使ったことがありますが、歩いている時に重さの違いはあまり感じませんでしたが、持ち歩

くと、やはり重さを感じます。

 

まとめ

  バスや電車に乗ることが多い人は、折りたためるタイプが便利。

  アルミ製でもアルミ合金を使っていれば、強度が増す。

  アンチショック機能が欲しい人は、伸縮タイプを選ぶ。

  アンチショックが無いと、手や腕が疲れやすい。

  雪山で使う場合は、凍結して固まるのでレバーロックタイプが良い。

  グリップによって、滑り難いとか疲れにくいなどの差がある。

以上のような内容でした。

トレッキングポールは、使っても使わなくてもザックに入れて置く事をおすすめします。

その訳は、膝が痛くなった時や捻挫をしてしまった時などに、松葉杖代わりになるからです。

トレッキングポールは正しい使い方をしなければ、せっかくの機能が発揮されないので、記事トッ

プにあるYouTube動画を見て、理解して実践する事をおすすめします。(^^)

 

 

 

コメント

  1. […] 『ストックで歩行をサポート』の所にアップしてあるYouTube動画は […]

  2. Kei より:

    こんにちは。
    ストックがドイツ語でステッキが英語でしたよね。、やっぱり登山用語はドイツ語のほうがしっくりくる気がしますね。
    お店ではトレッキングポールと書いてありましたけど、実際にはそんなの長くて。ストックと言ったほうが断然早いし通じますね。ザックもザック。
    僕も軽い登山でもストック使います。
    伸縮で、ひねって固定するのが普通ですけどワンタッチストッパー付きも出ています。高いですけど。妥協して上だけストッパーのを、買いました。安かったせいか衝撃吸収がない感じで、失敗したかもです。
    先端の予備もザックに入れておいたほうが良いですよね。

    • harupy より:

      こんにちは。

      先端の予備・・・
      ストックあるあるですね。

      私は、バスケットまで外れたことがあります。

      そして、石突は『お山の宝物』 良く落ちているので
      すり減って無い物は頂いて帰ります。

      衝撃吸収は無いとキツイですねぇ。

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