膝の痛みは、多くの人が経験する問題です。
登山のように重いザックを背負っての長時間歩行や、加齢など様々な要因によって
膝に負担が掛かり、痛みや不快感が生じる事があります。
なので、膝が痛む原因や予防策などから、私が実際に使っている膝用サポーターに
ついて、使い心地や効果などをレビューします。
私も酷く膝が痛むので、膝痛の人の辛さは良く判ります。
膝の痛みに辛い思いをされている方に、参考になる情報を書いているので、是非最後まで
お読みください。
【登山の歩き方 How to】 動画もあるので、見て頂くと良いと思います。
膝が痛む原因
●膝に痛みが出る原因は、膝そのものに変形や軟骨のすり減りなど問題がある場合。
●太ももの筋力が弱いから、曲げ伸ばしを繰り返す事で耐えられなくなり横の靭帯や
後ろに痛みが出る場合。
●太ももや股関節・お尻や脛など足全体の筋肉や腱が硬くなっている場合
このように、大きく分けて3つがあります。
また、膝周りが痛む場合は、こんな所が痛くなっていると思います。
下の画像をご覧ください。
私の場合は、両方の画像の位置に痛みがでます。
この靭帯に痛みが出るのも、筋力不足と筋肉や腱の硬さが原因です。
膝の痛みを予防
膝が変形したり軟骨がすり減っている場合は、まずしっかり診察を受けてドクターからの指示に
従いましょう。
太ももの筋肉が弱くて負荷を過大に感じている場合は、特に鍛えることで痛みが出なくなってい
くので、太ももの筋肉を鍛える、太ももやお尻・股関節の筋肉や腱を柔軟にするストレッチや筋
トレを行いましょう。
筋トレとストレッチ
ハードな筋トレをするだけでは無く、ストレッチをしっかり行って筋肉や靭帯を柔らかく保つ
ことも、とても重要なことなので、筋トレとストレッチはセットで行うようにしましょう。
YouTube動画で、『登山体のつくり方』と『劇的に登山が変わるストレッチ&マッサージ』
という動画があるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。(青文字をクリックしてください)
登山中の歩き方に気をつける
膝が痛くなる原因は筋肉疲労が主なので、筋肉疲労を起こさない・溜めない歩き方も必要に
なってきます。
冒頭に、正しい歩き方の動画があるので、何度も見て足を動かして見て、登山中にも意識しな
がら歩くようにしましょう。
最初は、しっかり意識しないと正しい歩き方が出来ません。
常に頭の中で覚えた動画を再生しながら、1歩1歩を意識して歩くようにしていれば、意識し
なくても歩けるようになるので、それまでは頑張りましょう。
膝痛の対策
筋トレやストレッチをしても、直ぐに効果は表れません。
そんな時に、膝への負担を極力抑えるためにサポーターを使うのは、とても有効です。
膝サポーター
サポーターは、ただ膝を動かないように固定するものではありません。
膝の靭帯をフォローするためにサイドボーンが入っていたり、膝のブレを抑えるためにパネル状
の生地が付いていたりします。
ある程度の固定をして動きを制限するものですけど、ガチガチに固めるものではありません。
あくまでも、動きをサポートするものだということを理解してください。
サポーターだけに頼るのでは無く、上でご紹介したストレッチや筋トレは、しっかり行いつつ
登山中は、サポーターに助けてもらうと言う考え方を持ってください。
「サポーターなんて着けてると大袈裟だし恥ずかしい」なんて思わなくてOKですよ。
老若男女問わず、多くの方が使用していますから。
ザムストのサポーターは、特におすすめ!
私は、登山を始めて直ぐから膝の痛みに苦しんでいたので、ザムストに巡り合うまで10個以上
のサポーターを使っています。(^^;)
整形外科医推奨とか○○医師も勧める などの文字を見ては買っていましたが、登山歴を重ねて
行くと長い時間を歩いたり、険しい道を歩いたりするようになってきてサポーターをしていても
強い痛みが出るようになってきました。
なので、その都度『もっと良いサポーター』は無いかなぁ?と買い換えてきました。
そして巡り合ったのがZAMST(ザムスト)のサポーターです。
ZAMST(ザムスト)とは
アスリートのケガをケア・サポートするブランド
整形外科向けの製品を開発・製造する『日本シグマックス』が展開するスポーツ向けサポート
ケア製品のブランドです。
医療フィールドで求められる機能と品質を、スポーツフィールドに届けるためザムストは生ま
れました。
整形外科でコルセットなどを作った事がある人は『日本シグマックス』という名前を見た事が
あると思いますが、その日本シグマックスが展開しているブランドがZAMSTなのです。
私も長く整形外科に通っていて以前から知っていたし、足首を捻挫した時に作ったコルセットは
『日本シグマックス』と領収書に書いてあったので、安心したのを覚えています。
ザムストは『日本シグマックス』が展開しているブランドだと知った時は「絶対に間違いな
い!」と思いました。(^^)
ZAMST膝サポーター EK-3のレビュー
EK-3はラップタイプ
下の画像は広げた様子で裏側が見えている状態です。
装着順
表面に書かれているZAMSTの文字が下になるように、膝裏から当てます。
まずは下側のマジックテープを留めます。
この時に開いている部分が、しっかり膝頭の下側に添うように位置を決めます。
上のマジックテープを留めます。
この時は、膝を真っ直ぐに伸ばさないで、膝頭が判るように軽く曲げておきます。
膝頭が、しっかり開いている部分に収まっている事を確認しましょう。
上のマジックテープを留めます。
装着後を左右から見たところ
装着が終わったら、膝頭が穴にしっかり入っているか確認をしましょう。
また、左右にズレて無いかも確認しましょう。
このZAMST EK-3 は、柔らかい素材
とても肌触りが柔らかいので、直接肌に装着してもガサガサしたり痒くなったりはありません
また膝裏の部分はメッシュになっているので、汗をかいても蒸れにくいです。
写真の青い部分を見て頂くと分かり易いですが、膝頭の横に当たる部分には薄いパットが付い
ていて、膝の横ぶれを防いでくれます。
両サイドのステーは樹脂ステーで、硬すぎないので膝の曲げ伸ばしには全く影響しません。
さらに、表面が滑らかなサポートタイツを履いていても、ズレることはほとんどありません。
私は、少し下がったかなぁ???って感じることはありますが、タイツ自体が下がっている場合
にそう感じているようです。
そう言えるのは、肌に直接サポーターを装着した時は、全くズレないからです。
そして、このEK-3はとても軽量で、着けてるのを忘れてしまうことがあるほどです。
これ本当なんですよ。^^
私、夏は半ズボンだから見えるけど、冬は長ズボンの下に装着しているのでサポーターがみえ
無くて、外すのを忘れて家まで帰っちゃったことが有りますから。^^;
サポート力
サポーターなので肝心なところは、サポート力ですよね。
ガチガチに固めている訳では無いので、強い痛みのある私は不安だったのですが、今まで使
って来た色々なサポーターと比べると、段違いのサポート力でした。
固定して無いのにサポート力がしっかり有るって、上手く表現できないのですが膝がしっか
り守られている感じがする、膝頭がしっかり包まれている感じがする、と言う感想です。
過去に使ってたい物は、膝があまり曲がらないほどに固定する物だったので、こんなに柔ら
かい物で本当に大丈夫?って不安な気持ちで登山をしたのですが、下山で膝が痛くならなか
ったという事に感動しちゃいました!
それで気が付いたのは、固定力が強ければ良いと言う物では無いと言うことでした。
上の写真の物は5年くらい使っていて、週1回の登山を続けて夏休みにはテント泊登山も
しましたし、家に帰れば直ぐに洗濯をしてベランダに干します。
家のベランダは、日当たりが良いので陰干しが無くて、他の服で出来る影の位置に干すよ
うにはしていましたが、時間と共に影は移動するのでガッツリ日差しが当たってた時間も
あると思います。
それでも、ヨレたり痛んだり、サポート力が落ちることはありませんでした。
膝の痛みが、涙が出る程強い痛みで無い人には、EK-3がベストだと思います。
まとめ
膝の痛みに悩んでいて、色々なサポーターを使って見ている方。
まだサポーターを使った事が無いんだけど、使った方が良いのかなぁ?って考えている方たちに
ハッキリ申し上げます!
ぜひZAMSTのサポーターを使ってください!
使えばその違いに驚くことでしょう。
我慢して登山を続ける必要はありません。(無痛にはならないけど)
登山をもっと楽しむためのアイテムとして、ZAMSTを使ってみてくださいね。(^^)
コメント
[…] 『膝が痛む原因と対策』の所でYouTube動画を載せてあります。 […]