尼厳山は、長野県長野市にある人気の里山です。
標高はそれほど高くありませんが、コースバリエーションが豊富で、北アルプスの絶景も満喫できます。
お隣の奇妙山まで足を延ばして、本格的な縦走を楽しむこともできる魅力的な山です。
今回は、お寺の横から入山し、南尾根コースで山頂を目指して北尾根コースで下山する、周回ルートを歩いてきました。
その様子を、画像も含めレポートします。
尼厳山の登山道:初心者には意外とスリリング?
今回のルートは、登りに「南尾根コース」、下りに「北尾根コース」を選びました。
コースタイムこそ短いものの、実際に歩いてみると里山ならではの難しさも感じました。

落ち葉と急登のトラップ
登山道には多くの落ち葉が積もっており、足元が隠れていて滑りやすい箇所が多々あります。
狭い道や岩場も点在するため、全くの初心者の方には少しハードルが高いかもしれません。
私と主人も、何度か足を取られてヒヤリとする場面がありました。
杉林と花粉の洗礼
登り始めは杉の木が多く、この時期はオレンジ色に色づいた木々から大量の花粉が……。
強風も相まって、鼻炎薬を飲んでいてもくしゃみと鼻水が止まらないほどでした。
伐採跡から広がる大パノラマ
道中、松くい虫の影響で多くの松が伐採されている光景には、とても胸が痛みました。
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そのお陰で視界が開け、素晴らしい眺望を楽しむことができました。
爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳、白馬三山といった北アルプスの名峰たちに、疲れも吹き飛びました。
整備をされている地元の方々にもお会いしましたが、「ここまで綺麗に見えるのは珍しい」と言っていました。
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岩場の急な登り
全くの初心者さんには、おすすめ出来ない理由の1つに、急な岩場の多さがあります。
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登山道が狭い上に、木々が直ぐそばに延びています。
なので体の動かし方によっては、ザックが木や枝に引っかかってしまいます。
ふいに引っかかると、バランスを崩して落ちてしまう危険もあるのです。
そういう対応が出来る、判断力と技術も必要と感じました。
山頂の絶景と不思議な守護を感じた下山路
山頂直下の急登を乗り越えると、目の前には最高の景色が待っていました!
飯綱山や長野市街、須坂市方面まで一望できます。
ただ、山頂は風が非常に強く冷たかったため、一段下がった「堀切」へ移動して休憩。
日差しが暖かく、春の訪れを感じる穏やかなひとときを過ごせました。
試練の北尾根コース
下山は北尾根コースへ。こちらはさらに落ち葉が深く、まるで「葉っぱのラッセル」状態。
浮石も多く、一歩一歩が真剣勝負です。


分岐で主人と別行動
途中の分岐で、主人は直進、私は左の九十九折コースへと別行動に。
ソロになり、急で岩が所々出っ張ってる登山道に、緊張しながら下って行きました。
やっと急な所が終わった所に、野仏様が居られました。


野仏様に祈る
野仏様の顔を見た瞬間、足が攣ってしまうアクシデントが!
なので手を合わせ、無事を祈りながら慎重に歩を進めました。
仏様に守られた瞬間
その後、天王山古墳付近で前のめりに転倒しそうになる場面がありました。
何もない場所で突如バランスを崩したのですが、無意識に伸ばした手が木を掴み、滑落を免れることができました。
「あ、これは仏様が守ってくださったんだ」と、感謝の気持ちでいっぱいになった瞬間です。
尼厳山から無事に下山
初めての山で途中からソロになり、アクシデントもあったけど、無事に下山できました。
登ったのは、こんな山でした。
分岐で分かれた主人とは、コースタイムがほぼ同じなのに、車に主人はいませんでした。

主人に起こったアクシデント
5分・・10分・・待ってても、主人が戻って来ませんでした(汗)
15分経った頃、やっと主人が戻って来たけど、変な歩き方をしていました。
途中で足を滑らせ捻挫したので、動けなくなり10分ほど休んで何とか歩いて来たと。
足首を見ると少し腫れているようだけど、赤味も無く大したことは無いように見えました。
私が手当てをします
帰宅後、整形外科通院歴45年の知識をフル動員して、私が手当てをしました。
シップと包帯でしっかり固定・アイシングを施しました。
内出血してないので、剥離骨折は起こして無いと考えたからです。
山の神様、仏様への感謝を、忘れてはいけないと改めて実感した山行となりました。
まとめ
尼厳山は、短いコースタイムの中に岩場や急登、そして最高の展望が凝縮された、まさに「また来たい山」です
皆さんもぜひ、しっかりとした装備と、感謝の気持ちを持って登ってみてくださいね。
ただし、全くの初心者さんには危険だと思います。
他の山でトレーニングしてから、楽しんで頂きたいです。
他おすすめの山は、カテゴリーにまとめてあります。
ぜひ、登山の参考にして頂きたいです。
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