登山8年目の1年も、息子中心の登山を続けていましたが、8月と9月には小屋泊で出かける事
が出来ました。
8月の小屋泊は、天候の急変による急遽避難のために小屋泊になってしまったのでした。
五竜山荘のテント場に着いた途端に、雷鳴が聞こえて来て雨が降り出し、急激な気温の下降で寒
さに震える程になってしまい、それが長く続いたので危険と判断しました。
9月は、山頂に避難小屋があったので、その小屋に泊まりました。
五竜登頂は翌日の朝でしたが、雨は止んでいたもののガスに包まれて真っ白!
景色なんて、な~んにも見えなかったのが残念でした。
でも、1年を通して超低山が多かったですが、週に1回の登山を続けられたことは良かったと思
っています。
では、この1年の記録をご覧ください。
1月=2座
2日 埼玉県 龍崖山(りゅうがいさん)246m
14日 東京都あきる野市 網代城山 331m
2月=1座
18日 埼玉県奥武蔵遊歩道 高麗峠 177m
3月=2座
11日 埼玉県 燧山(ひうちやま)233m
25日 西多摩 日の出山 902m
4月=3座
1日 神奈川県 陣馬山 一の尾根コース 857m
22日 東京都 鷹ノ巣山 避難小屋まで。
奥集落から登り、急登で息子がバテバテになり山頂まで行かれませんでした
29日 東京都 景信山 727m ~ 城山 670m
5月=4座
13日 東京都 刈寄山 687.1m
20日 神奈川県 金時山 1212m
27日 長野県 水の塔山 2202m 東篭ノ塔山 2228m
6月=4座
3日 埼玉県 柏木山 303m
17日 神奈川県 日連アルプス
24日 東京都青梅市 高水山 759m ~ 岩茸石山 793m
7月=3座
1日 横尾山 1818m タイヤがパンクした。
駐車場までの悪路でパンク。到着した時に私と主人は知っていたけど、息子には内緒
にして歩きました。
下山してからのパンク修理(今はタイヤ交換じゃ無いのね)が大変でした ^^;
8日 埼玉県 多峯主山 息子と2人で。
22日 東京都奥多摩町 大岳山 1266.4m 大ダワからピストン
8月=2座 小屋泊1 テント1
5日 山梨県 乾徳山 2031m
しばらく息子に付き合っていたので、乾徳山へ岩登りのトレーニングに行きました。
帰りは、登って来た道を戻ったので岩も全て降りました。楽しかったぁw
12日~14日 北アルプス 五竜岳 2814m
唐松頂上山荘 テント泊 五竜山荘 小屋泊(雷雨のため)
トップ画像の時です。
唐松岳にも登る予定でいたのですが、駐車場に着いたのがAM2:00でゴンドラに乗るために
4:00に起きて並んだから完全な寝不足で、体が重くて(ザックも10kg)ちょくちょく休
憩を取っていて、八方池も降りると体力消耗するからと上から見てるだけ。
そんなヨレヨレの登山をしていました。
もう少しで唐松頂上山荘って辺りは、登山道が崩落して修復されていたんだけど・・・怖っ!
5時間歩いて12時に頂上山荘に着きました。(意外と時間が短かったです)
人気の山だからテント場は既にギッシリ! なんとか隙間を見つけて張ることが出来ました。
このテント場にはトイレも水場も無いので、その都度この斜面を登って小屋へ行かなければならず
急だったからゆっくり歩いたけど、往復で20分位もかかりましたよぉ。ww
辺りはガスに覆われて、直ぐ近くの唐松岳や小屋さえも良く見えない状態だったし、小屋までの往
復だけで疲れちゃったくらいなので、唐松岳に登るのは諦めました。
17時過ぎにやっとガスが晴れてきたけど、小屋が良く見えるようになったら余計に遠く感じてし
まい、もう2度とこのテン場には来ない!って思っちゃった。ww
19時過ぎから雷雨になって、18時には寝ていたけど風雨が強くてグッスリ眠っていられなくて
「雨が止んだタイミングでテントを撤収しよう」と決めて、ウトウトしながらその時を待ってたら
5時過ぎに止んで霧雨程度になったので、急いでテントを撤収して小屋まで上がってから朝食を食
べました。(濡れたテントは重いのよねぇ。持つのは主人だけどww)
余りにも寒かったので、小屋でホットココアを買って飲みました。
小屋泊まりの人もテントの人も集まって来て、先へ進むか下山するかを検討していました。
小屋番さんに、この天気をどう思うか聞いてる人がいて、小屋番さんは「牛首の鎖場の一部がちょ
っと危険だけど、この位の天候なら慎重に進めば大丈夫ですよ。ちょっとでもダメだと思ったら引
き返してくれば良いし」って言ってました。
今回のコースで1番の難所である牛首の鎖場は、上級者向けだと注意書きがある場所です。
でも、小屋番さんが大丈夫でしょうと言ったので、下山しようか悩んでいた私達も五竜へ向かう事
にしました。
写真を撮ってるのは広い所ばかりだけど、蟹の横ばいみたいに狭い所もあって、前から来る人と擦
れ違う時が1番怖かったかなぁ。
それでも、広い所だと主人に「写真撮ってぇ」ってピースする余裕もあって楽しかったですよぉw
すれ違いで時間が掛かったというのもあるけど、約1時間かかって牛首の鎖場を抜けました。
岩場を抜けるとすごく広い稜線だったけど、真っ白でな~ンにも見えずでした。
大黒岳(ケルンが有るだけの所)を過ぎると、カーブしてる細尾根だったけどガスってるから何
も見えずに怖さも半減。w
6時40分に唐松山荘を出て10時16分に五竜山荘に着きました。早っ!
ここのテント場は、30張りくらいしか出来ない場所なので、主人が受付をしている内に小屋に
1番近い場所を取って待っていました。
待ってる間に雨が降り出してしまい、雨が止むのを待つか急いで張るかと話している内に雨は強く
なり雷まで鳴り出したので、急いで小屋前へ避難して椅子に座っていました。
小屋の人が出て来て『今は雷雲が渦巻いて上空にあるので出発しないでください。11:30頃に
は抜ける予報です。』って言いましたが、11時を過ぎても止む気配がありません。
屋根の下は人がギューギューで、私は屋根の無い所に濡れながら座っていたら、歯がガチガチ鳴る
程に体が冷えてしまって、それを見ていた主人が小屋泊にしようと言ってくれました。
もちろん、レインウェアは着ていたし、中にフリースも着ていましたよ。
8月のお昼ですよぉ、それで寒くて震えるんですからね、高山は怖いです。
下山のゴンドラに間に合わないからと数名が出発しただけで、残りはみんな小屋泊に切り替えてい
たので受付はすごく混雑していましたが、泊まれて良かったです。
布団1枚に2人で寝てくださいと言われていたけど、後から人があまり来なかったので1枚の布団
に寝ることが出来ました。
雨は15時過ぎまで降り続き止んだ時に外へ出て見ると、テント場にはビッシリ張ってあったけど
風が強くてテントが凄く揺れてて、小屋泊にして良かったぁって思いました。
夜は、寝不足から20時前には眠れたけど4時に目覚めた時、息が苦しくてヤバイ!!
疲れと人の多さで、パニック発作を起こしたようでしたが、頓服を飲んだら落ち着きました。
6時過ぎ、ザックとストックを小屋の外にデポして、ガスガスの中を五竜岳へ向かって出発~!
上の方へ行くほどガスが濃くて、周りは何も見えませんでした。
素晴らしい眺めなんですよ、五竜岳の山頂は。五竜岳はリベンジしたいですね。
でも距離的に今の私では、ちょっと無理っぽいけど。^^;
下山を始めたら、ガスが切れて小屋や周りの山が見えるようになってきました。
『登山あるある』ですねぇ。ww
下山は、遠見尾根を使いました。
この尾根も、眺めが良かったですよ。
9月=4座 避難小屋泊1
17日 東京都奥多摩町 惣岳山 1348.5m ~ 御前山 1405m ピストン
23日~24日 長野県 岩菅山2295m~ 裏岩菅山 2341m 頂上避難小屋泊
10月=4座
7日 長野県入笠山 1955m
14日 埼玉県横瀬町 二子山 雌岳・雄岳どちらも882.7m
21日 東京都日の出町 麻生山 794m
28日 山梨県 笠取山を目指すも、笠取小屋までしか行かれなかった(息子がww)
11月=2座
11日 長野県 御陵山(おみはかやま) 1822m
18日 山梨県 大菩薩峠 1897m
12月=0座
2018年を振り返って
息子に付き合って、ガッツリ登山が出来て無かったのに、夏休みには五竜へ行く事が出来て満足
出来ました。
岩を登るのが大好きだから、とっても楽しかった^^
クライミングはやりたいと思わないけど・・・ってか、筋力が無くて出来ないだけ。^^;
こうやって振り返って見ると、私も若くて体力があったなぁって思います。
今はもう、10kgものザックを背負って2泊3日なんて山旅は、出来ないでしょうからね
病気を持って無い人は、日々運動をして筋肉をつければ、後期高齢者になっても登山を続ける
ことは出来ますし、若い方も若さに任せないで筋肉をしっかり作れば、軽く山旅を楽しむこと
が出来るので、日々の食事や運動を行ってくださいね。(^^)
コメント
Harupyさん、こんにちは☆
最近暑いんですけど、まだ高い山に登れる時期ではないですよね。
ブランクがあいてしまったので、低山から慣らしていきたいと思います。まずは体重を落とさないと(笑)
長野県の五竜岳なら白馬五竜ロープウェイとリフト経由で途中まで登った(歩いた)ことあります。頂上まで行くなら日帰りは厳しいでしょうかね。
暑くても日照時間が長いので夏場は登山しやすいですが、雨の日も多く天候の変化も考えた荷物で行かないといけませんね。9月でも大雪山は雪が降って凍える寒さになったことがありました。
こんにちは
健脚さんなら日帰りも出来ると思いますが、かなりキツイかと思います。
五竜山荘から山頂までは、それほど時間はかからないのですが、山荘までの道のりが長いですね。
私は朝山頂へ登った後に、リフトの方へ下山しましたが、かなり疲れました
他の方の投稿を見ると、この冬は高山の雪が少ないみたいです。
連休の残雪期になれば、登山者も多くなりしっかりトレースも付くから、登れると思いますよ。
私は数年前に、5月の連休で燕山荘へ行きましたが、初めて前爪のついたアイゼンを使って、初めて深い雪の上を歩きましたが、そんなに難しくも大きな体力を使う訳でも無く、登る事が出来ました。
流石に雪上テントは寒いので、小屋泊にしましたけどね。